美しい日本

ザァーーーーー　ピカッ!!　ゴロゴロゴロ・・・・・

新潟県は妙高市、笹ヶ峰キャンプ場に到着も生憎の天気

計画していた火打山登山は諦めようか。

これも神立なのかな。

テント張れないし、宿もない。

雨音が響く車内で、宿探しから始まったのでした。

ピカッ!!　ゴロゴロゴロ・・・・

「おーい！どんどん入れてー!!」

「寝袋とマットだけで良いよね？」

「じゃDrスランプも!!」

ようやく見つけた宿は、戸隠キャンプ場のログキャビンでした。



笹ヶ峰高原から1時間程戻った戸隠神社近くのキャンプ場

私が電話予約した後にも、避難でバンガローやログキャビンの問い合わせが多かったようです。

ギリギリセーフ、たまにはこんな宿もいいね。



雨が止んだ夜は、雲の切れ間から天の川が見えました。

翌朝は快晴、今更笹ヶ峰に戻るもの面倒だし、火打山には登れない。

予定変更で戸隠に連泊し、戸隠古道、五社巡りの続きをしようか。

戸隠神社は2015年以来の2回目、前回は九頭社と奥社のみ参拝したのですが、

今回は、戸隠古道を、一番下の宝光社から奥社まで歩いてみました。



戸隠神社は戸隠山の麓から中腹にかけて五社あります。

下から、宝光社、火之御子社、中社、九頭竜社、奥社




スタートの宝光社、社殿をみて歴史を感じますね。

社殿の横には御神輿小屋があり、７年に一度の式年大祭まで、ここにあるようです。



過去には奥社以外に４基の神輿があったようですが、当時物で現存してる神輿がこちらの神輿。



式年大祭では、宝光社のご神体、天表春命（あめのうわはるのみこと）の御霊を神輿に乗せて、

中社まで渡御するようです。

中社は、天表春命の父、天八意思兼命（あめのやごころおもいかねのみこ）がご神体。

ちょっと読みずらいよねｗ

要するに、宝光社で息子の魂を神輿にのせて、父のいる中社まで担ぎ、

父子の再会、式年大祭中の約一か月間、父子水入らずに過ごすといった感じです。

そんな物語がある戸隠式年大祭は3年後（2021年4月末から5月末）是非行ってみたいと思っています。

まだまだ戸隠神社の事を調べると色々ありますが、このへんで。


火之御子社


中社の大鳥居

そしてまた階段ｗ

正直、だるかったですｗ


中社の拝殿



戸隠古道、神道は歩いているだけで健やかになります。

緩い坂が延々と続きますが、自然の中を歩くのは気持ちが良いですね。



なんか見つけた彼、「野イチゴ？ でも葉っぱがなんか違うよね」

ワイフが調べたところ、これは“フユイチゴ”らしい。




そして、ここからが奥社への参道



神々しい杉並木



今から400年前江戸時代初期に植林されたようです。

戸隠山へ続く修験道の道、長い歴史の中で沢山の人が足を踏み入れたんだなってイチイチ感じましたｗ



彼が大人になって来るときに、この写真の場所を探してもらいたいな。

そんなことを思い、記念撮影。




戸隠山が見えてきました。

そして、奥社へ









五社巡りの証もget。記念にしおりを頂きました。

戸隠山へはここからが登山道のスタート

蟻の戸渡りも一度行ってみたい場所だけど、いきなり家族で行くのは危険過ぎる？

一度下見を兼ねて友人と行ってみたいと思います。





片道約６Kmの戸隠ハイキングですが、自然豊かな古道を歩いて、歴史を感じたのでした。

つづく