諸国一の宮の旅 2017春 中編

woodrich

2017年05月12日 19:06

"5月3日から5月6日は、おばあちゃんにあいに、かごしまへいってきました。"

"おばあちゃんは90さいだけど、こしがまがっていませんでした。"

彼は帰宅してからこんな作文を書いてましたw



鹿児島のおばあちゃんちに到着したのが19時前、日が沈んだ後でした。

車の音で家から出てきたおばあちゃん。

「おかえり~」
「遠かったでしょ~」
「タケルちゃん、鹿児島のばあちゃんよ~」
「会いたかった~」



初めて会う鹿児島のおばあちゃんに緊張したのか

照れくさそうに、 「こんにちは!」

そもそもおばあちゃんは私のおばあちゃんなんだけどねーw

おばあちゃんはタケルに夢中

まぁ 孫の私はもうオッサンですからねw

その昔可愛がってくれたおばあちゃんは私に一言

「肥えたねー」

あっ ま、まぁ………w



子供の頃から何も変わらない母の実家

広い土間があって、牛舎や納屋もそのまま残ってました。

懐かしいなー


夕飯は近所の親戚が集まってくれて楽しい時間を過ごしました。

おじさん、おばさん、従姉妹に、従姉妹の子ども(何て言うんだ?)





鹿児島弁飛び交いますw

親戚同士の会話、全然わかりません。

じゃっどん、やっでや、そげなこと……

わかる言葉はごく一部ですが、いつかマスターしたいなー。



翌早朝は大口の富士山、通称「伊佐富士」を見に散歩

子供の頃、母に教えてもらったことがあって何となく覚えていました。

確かにシルエットが似てる。

鹿児島から富士山は当然見えませんが、見れないからこそ、地元の富士山として名付けたんでしょうね。

富士山を見たいという思いが伝わってきます。

富士宮に住む我が家はホントに恵まれてるなーって思いましたよ。

おじいちゃんも伊佐富士を見ていました。



もう少しゆっくりしたかったのですが、廻るところもあったのでおばあちゃんとお別れ

家族揃ってまた来るのは何年後か、

おばあちゃんとまた会えるのか、

もう最後かも……

色んな想いがあったけど、さようなら  ただただ元気でいてもらいたいと思いました。

5月4日

さてさて一の宮巡りの続きです。

鹿児島県は左右に大隅国と薩摩国と分かれています。

旧大口市は大隅と薩摩の境になっており、お婆ちゃんちは住所からギリ薩摩国
(伊佐市役所で調べてもらいました)

大隅国に入ったり薩摩国に入ったり、旧国のキワを南下して到着。

大隅国一の宮 鹿児島神宮です。






鹿児島神宮は”鹿児島”という名のルーツの場だと神職が仰っていましたね。

鹿児山の木で作った船に乗って神様がこの地へ降臨したということで

鹿児山(カジヤマ)→カゴシマ(鹿児島)になったんだとか。





もちろん諸説あると思いますが、そんな感じ。

ここのおみくじは何吉だったのかな?



いや、凶か?



次に向かったのが薩摩国一の宮 枚聞神社







指宿にあり、薩摩富士と呼ばれる開聞岳のすぐそばです。

大きなお宮ではありませんが、パワーは抜群に感じましたよー。

新緑がとっても美しかったです。

この後はJR最南端の駅で有名な西大山駅へ



生憎の天気で薩摩富士の山頂はみれす・・・

道中の桜島も曇って撃沈でした。



いつか薩摩富士に登ってみたいなー







鹿児島の思い出はこれにて終了、

富士山ナンバーは気合で福岡市天神まで北上したのでした。






つづく

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