湧玉池清掃 2015

woodrich

2015年06月09日 11:39

青年会活動の記録簿として

梅雨入り直前の日曜日は毎年恒例の湧玉池(ワクタマイケ)の清掃を行いました。





市議のMYさんから事前に状況を聞いていたのですが、

今年は今までに見たことがない汚れ具合、写真を見てビックリ!!!



なんだこりゃ? なんでこんなに汚いの?



水中カメラで撮影すると・・・



水は綺麗だけど、藻が凄い汚れてるね。

こんな現状でした。

自慢の湧玉池がこれでは・・・(泣)

さっそく皆さん胴長を身に着け武器?を持ち 池に入っていきます。





女子会員は初めて入る池の感覚が気持ちよかったのかなー。



私も頑張ります。

うりゃー!!



これこれ

このカナダモっていう藻は取り除いていきます。

個人的には、青々したカナダモは綺麗で好きなんですが、

こいつらは南米原産の藻のようです。

どうやら実験用に日本が輸入したようですが、どういうわけか日本の川などに大繁殖。

なのでガッツリ採ります。



凄い量でしょ?

これをお金に換えられないかなーって考えてんだけど・・・・

どっかの料理屋さん、メニューで出しませんかーw

でも僕のバイブル”野草・山菜”の本にも載ってないんだよねーorz



さてさて、今更だけど この湧玉池って国の指定特別天然記念物なんです。



富士山の雪解け水が地下水脈を通って浅間大社から湧いているんですねー。

それはそれは綺麗な美味しい水で、ペットボトルやタンクで持ち帰るほど。



言い換えると富士山の源流ともいえるポイントだね。
(富士山の周りにはいくつかあるけど・・・・)

なのでこんな水草も点在してるんです。



バイカモです。



可愛いでしょ?

字の通り、梅の花の藻です 「梅花藻」

これ、私も入会したての頃に先輩に教えてもらいました。

なるほどーって思ったことを、今では後輩達に偉そうに言ってますw

いや、偉そうじゃないね(汗) 優しく丁寧に教えていますw

バイカモは綺麗な川に点在する藻です。

そんなバイカモも水流がないと、台風や大雨の時に発生する汚れ等が藻に付着するんですね。





そして土壌にも汚れが沈殿して積み重なって・・・・といった感じで少しづつ汚れてきます。

30年前はこの池に入って遊ぶ子供たちもいたんだよねー。

もしかしたら、人が入らなくなった理由から汚れが沈殿しまくったかもねー。

なんて、そんな会話をしながら数時間・・・





どうです?

美しい池に戻ってきたでしょ?

これをみたら皆の疲れも吹っ飛びますねー。

自分たちが子供のころに遊んだ池を清掃するって、とっても気持ちいいね。



富士山が世界文化遺産に登録されてから今週で2年が経ちます。

構成資産として登録されてる湧玉池を清掃するのは、景観が変ってしまうという理由からガッツリ清掃ができないけど、

そのまま放置では池の汚れも酷くなるし、正直微妙なところ・・・





今後も自分たちが出来る範囲でこの池を綺麗に保っていきたいね。



参加された皆さんお疲れ様でしたー!!


Thanx



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