頑張れ! アブラゼミ 2016 夏
クワガタ採集が定番になっている週末の夜
先週末は近所の公園に行ってきました。
で、見つけたのがアブラゼミの幼虫。
子供の頃に一度だけ見たことがある蝉の羽化ですが、
幼虫がついた枝を持って、電車の中で羽化したことを覚えています。
それはそれは美しい羽根の色に感動しました。
早速幼虫を自分の腕に歩かせて・・・
本能だね。どんどん登っていきます。
一旦は自分の首あたりまで登ってきましたが、
加齢臭が気になったのか肩付近をうろうろ
羽化する最適な場所ではなかったようでw
せっかくなので観察用に持ち帰り籠に登らせました。
クワガタ採集から戻ってみると、すでに始まっていました。
凄い体勢だよね。
これでは頭に血がのぼっちゃう
ここから幼虫時代に鍛えてきた腹筋を使ってー
せーの!!
うりゃーーー!!
ハァハァハァハァ・・・・
体勢整えてー
羽根を広げないと。
そして乾燥中
広げた羽根もうっすら色がついてきました。
翌朝チェックすると立派なアブラゼミに♪
羽化した場所から離れていましたが、横歩きしたんだね。
蝉は成虫になってから1週間しか生きないって聞いたことがあるけど、
そのほとんどは餓死なんだって。
ホントは1ヶ月くらい生きるんだとか。
樹液を探せず、一生懸命鳴いてるんだね。
一生の殆どを土の中で生活するって何だか寂しい感じもするけど
もしかしたら、何年も生活している土の中が一番のお気に入りなのかも?
蝉にとっての成虫は子孫を残す為のラストスパートなのかもね。
それにしても一生懸命登って行く姿には感動する。
地上に出てからは天敵が多いわけだし、
木に登っている最中にやられてしまったり
羽化の最中にやられてしまうものもいる。
そんな場面を目の当たりにすると、成虫になれた蝉は奇跡なわけで・・・
だから、蝉の鳴き声も今までとは違ったように聞こえるね。
頑張れ! アブラゼミ!
精一杯鳴いておくれ!
Thanks
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