ミヤマクワガタを追い求めて260728

woodrich

2014年07月28日 19:23

ども!!

梅雨明けしてから猛暑が続いてます。
暑さで頭がボーっと・・・ そして体力も消耗・・・ 涼しいところへ行かないと・・・
皆様も熱中症にはくれぐれもお気をつけてくださいね。

さてさて、今回はクワガタのお話



平成26年7月26日 人生で初めてミヤマクワガタを捕まえました!!


そんなオーバーな話ー!! って方もいらっしゃるかと思いますが、色々と拘りがあるんです。

ミヤマクワガタは漢字で書くと深山(ミヤマ)、そう深い山に生息している日本のクワガタです。
標高1000-2000Mに生息していると言われていて、高温苦手で20℃前後がお好みのようです。
まるで私と一緒(笑)
なので平地で見つけるのは皆無なんです。
地元富士宮の朝霧高原付近でも標高1000Mを下回っているので、見かけるのはなかなか・・・・。
そして温暖化問題や地域開発などの森林伐採で徐々に姿を消していきました。



30年前、近所のおじさんにもらったミヤマクワガタをみて感動したことを覚えています。
そのミヤマクワガタを実際に捕まえよう!! と思ったのが8年前のこと。
そしてその年の夏にあっさり外灯下で捕まえました。
およそ30年振りに手に取ったミヤマクワガタ。
やっぱり格好良かったー。
そこから興味が湧いてハマってしまったんです。 木にいるミヤマを見たい!! 捕まえたい!と
それから8年色んな情報を元に探しましたよ。



ネットで調べると結構簡単に捕れている方もいるんですが、
とにかく地元富士宮でという条件だと難しいんです。
最初は朝霧付近の雑木林、コナラやクヌギを探していました。でも標高が高いと
クヌギを探すのもなかなか大変。見つけても樹液が出てないし・・・



そんな漠然とした期間が2、3年でしょうか。
そんなミヤマ捕りの話を友人にしていた中で有力情報を頂きました。
その友人、子供の頃はミヤマしか捕ったことがなくて逆にノコギリクワガタが珍しかったと。
場所は教えてくれませんでしたが、ヒントで木の種類を教えてくれたんです。
それが”カエデ”の木。

カエデの木でクワガタ?? 聞いたことないぞ!!
半信半疑でしたが嘘をつくような友人ではないので、有力情報のカエデを探しました。
そしてある山の1000M付近、木々はブナやカエデが点在し、気温もひんやり20℃前後
ミヤマの条件にぴったりでした。そしてカエデの木を見ると樹液が出てる!!
やっぱり情報は正しかったと確信しました。
それからは野生の鹿やニホンカモシカ、サル等と遭遇しながらのミヤマクワガタ探し。
でも樹木を特定出来てもミヤマが見つからない・・・


昼間なのか? 朝方なのか? やっぱり夜なのか?
6月? 7月? 8月? 9月?
天気は晴天? 曇り?
満月? 新月?

条件は絞れば色々ありそう。



それから5年・・・
とうとうその時が来ました。
富士山の原生林、そしてカエデの木にモソモソ動いていたミヤマクワガタ

童心にもどって大興奮でした!!
探し始めて、8年掛かりましたが
夢が叶って本当に嬉しかった。
友人のヒントがなければ未だに木にいるミヤマクワガタは見つかっていなかったと思うな。





ミヤマクワガタ、
クワガタの中で唯一 土に産卵するクワガタ
産卵してから成虫になるまで丸2年、成虫後は1年間何も食べず土の中、
そして成虫2年目で姿を現し 秋には姿を消す。
全身を黄金の毛で覆い、その風貌はとても力強く、また神々しくも感じさせてくれるクワガタです。




お盆前にはリリースするので、それまでは温度管理だけは徹底して
息子と観察、飼育したいと思います。








Thanks!!


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